【読書記録】吉田の日々赤裸々。
読んだ本
吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか
- 作者: 吉田直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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概要
概要を書くのにもすこし時間がかかりそうなんですが,
FFXIV(ファイナルファンタジー14)と呼ばれているゲームには,「旧FFXIV」と「新生FFXIV」と呼ばれているものが存在します.
「旧FFXIV」と呼ばれているように,FFXIVは一度失敗し作り直され,
「新生FFXIV」として再度リリースされることとなりました.
「旧FFXIV」を「新生FFXIV」として,FFXIVを作り直す際に,吉田直樹という人物が,
プロデューサー兼ディレクターとして職に就くことになりました.
その吉田直樹という方が,「FFXIVはなぜ新生できたのか」ということをテーマに,
ファミ通にて,隔週でコラムを連載しており,
そのコラムの総集編がこの本となっています.
上記のようなテーマを上げつつつもそのテーマに全く触れないようなコラムも連載する時もあり,
云わば何でもありなコラムです.現在もファミ通にて連載中のようです.
何故この本を読んだ?手に取った?
最近になって,またFFXIVをプレイし始めたからです.
新生FFXIVリリース時も遊んでいたのですが,
住んでいるところの回線環境が変わってしまったため,
プレイを止めざる得ない状況だったのですが,色々と試行錯誤して再びプレイできるようになったため,やり始めた次第です.
プレイし直す際に,現状のFF14を知るために,FF14の公式放送を振り返っていたですが,
その中の放送で,ユーザーからコメントで,「吉田の日々赤裸々。も面白いよ」と書かれており,
そのコメントをみて,買おうと思った次第です.
読書記録
僕が面白いと思った事柄は,「サブスクリプション方式」と「マイクロトランザクション方式」です.
吉P(吉田直樹の俗称)もコラム中で何度となく触れており,
また,「サブスクリプション方式」と「マイクロトランザクション方式」という対立構造は
オンラインゲームやソーシャルゲームなどゲームを楽しむひとにとっても,よく話題にあがるものです.
コラム上では,吉Pは,「サブスクリプション方式」と「マイクロトランザクション方式」は対立するものではないと述べています.
【GDC 2014】「新生FFXIV」吉田Pが、「旧FFXIV」が失敗した理由を余さず語る - GAME Watch
上のWebページでもそのことについて触れていますね.
僕自身の考え
日本において,マイクロトランザクション方式,つまり,アイテム課金方式は,
ソーシャルゲームなどが原因で,あまり良いイメージを持っていないように思います.
ですが,現状の日本・ゲーム業界においては,マイクロトランザクション方式に良いイメージを持ってなくとも,
マイクロトランザクション方式に没入している方が多いです.
サブスクリプション方式のゲームをプレイしている方が少ないのは体感でしか言い表せないですが,少ないでしょう.
ですが,ゲーム業界以外では,音楽・動画などを含め多くの業界で,サブスクリプション方式を採用しているサービスが多くなってきています.
テレビのCMだけでも,サブスクリプション方式を押しているCMが多いです.
僕自身,
買い切り≧サブスクリプション>>>>>>>>>>>>>>マイクロトランザクションと考えています.
理由として,必要となるお金がわかりやすいから,
そして,
何より,フェアだからです.
ゲーム業界についてだけの話かもしれませんが,課金するお金の金額で全てが決まるというのは
あまりにもフェアじゃない気がするからです.これは精神論ですけどね.
あとがき
オレってこんなに文章下手だったのかよ…